先日お知らせした、出西窯の器と一緒に出西織も入荷いたしました。
藍染の糸を手織りしつくられた、花瓶敷きとコースターです。
藍染花風通織コースター
出西窯の湯呑をおいてみました。
藍染花風通織花瓶敷
花瓶敷なので、小ぶりですがティーマットとしてもお使いいただけそうです。
今回ご無理をいってお願いしてしまいました…
藍染ノッティング(椅子敷き)
白と藍のシンプルな柄です。他のノッティングは、羊毛製のものが多いのですが、出西織のノッティングは綿製。目がみっちり詰まっていて比較的固めです。
お願いした際に、綿の糸を染めて貯めないと製作できないので時間と手間がかかるのだとお聞きしました。
拡大してお分かりになるでしょうか…みっちり綿糸。ノッティングなので厚みもあります。
お送りいただいた出西織のしおりから
本染手織りの仕事
昭和二十九年、倉敷民藝館付属工藝研究所に入り、外村吉之介先生のおみちびきをうけて以来、本染手織りの仕事の毎日をよろこんでおります。
昔、私達の祖母達が心をこめて織りあげた、木綿織り物は、みなまことに健やかで、自然な美しさにみちあふれております。そのような、こころあたたかい良い仕事をしたいと願いながら織っております。
純粋な、本来の藍で染めたくて、昭和四十八年以来藍染にとりくんでまいりました。徳島の良い藍を求めて、仕事場に藍がめをすえて、藍をたて、藍染をしております。