先日、南砺市福野文化創造センターHELIOS(ヘリオス)に行ってきました。
多摩美術大学が所蔵する銅版画家・深沢幸雄先生の作品が展示中とのことで観に行ってきました。
生前の深沢先生にお会いしてたくさんお話を伺う機会がありました。深沢先生は、多摩美術大学の教授であり、その前は高校の教師をしておいででした。私の拙いなぜ何の疑問に丁寧に答えてくださいました。研究熱心で人に教えることに情熱を持ち、茶目っ気のある人柄はその作品にも随所に現れていました。ヘリオスで拝見した作品は、丁度私が先生の市原のお宅にお邪魔したころに製作しておられた銅版画やハマっているんだと嬉しそうに見せていただいたガラス絵。陶芸も銅版画同様熱心に製作されるし、いただくお手紙は洒脱な筆書の巻紙。本当に多才で、こんな方がいるんだと心底驚いたものです。
市原のお宅に、故郷山梨の犬/甲斐犬の大ちゃん(たしか、大信玄号というお名前)がいて、大ちゃんの好物マロングラッセが応接テーブルの上にあって、私もご相伴にあずかりました(笑)。
今は懐かしい思い出です。
作品展は、とても内容が充実していて、観覧料金300円が…(お安過ぎます)。展示は、現在終了しています。